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寒稽古とぜんざい

久々に家でぜんざいをたべた。
おもちをいれて豆を多めにして。

子供のころは祖父が剣道を教えていて
寒稽古が終わる1月15日あたりに
教え子をひきつれて我が家で
ぜんざいを食すのが恒例だった。

家で師走に搗いた餅も固くなって
水モチにしてあって。

それを火鉢の網で焼き、
コンロで焼き、20名近くの子ども用に用意する。

胴衣のまま、神社の境内にある稽古場から
ぼくの家に直行して、座敷のお膳を囲むと
赤ん坊が風呂にでもつかえそうな
大きな大きな鍋いっぱいにぜんざいが運ばれてくる。

それを、ふうふういいながら食べる。

寒稽古は、朝の6時半ごろに始まる。

そのころの冬は長崎の五島列島でも
毎日水溜りに氷が張るくらい寒かった。

おまけに日本の西の端っこだから日の出が遅い。
冬は7時半くらいにならないと明るくならない。

道場の冷え切った床。

1時間もすり足をしていると完全に足の指の感覚がなくなる。

毎朝、いあやだな。と思いながら起きて(笑)
祖父と稽古に行く。

だから、寒稽古の終わりのぜんざいは
そのいやな朝が終わりを告げる最高のお知らせだった。

だからなのか、いまでも、ぜんざいが大好きだ。

豆多め、やや固めに焼いたモチ。

おかわり2杯!

日時: 2009年01月27日 01:02
カテゴリー: マボロシ食堂

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